トと言うと最初に思いつくのが食事制限や運動かと思いますが、実は睡眠もダイエットには欠かせない存在だということをご存じでしょうか？

質の良い睡眠をとることができれば、寝ているだけで最大300カロリーも消費することができるためより瘦やすい体質を手に入れることができます。

今回睡眠とダイエットの関係について説明させていただくのはREVIVE（リバイブ）恵比寿店のトレーナーです。

ダイエット効果だけではなく日中のパフォーマンス向上も期待できるので、よく眠れていないという方は良質な睡眠をとるポイントを押さえておきましょう！

睡眠をとるメリット

• 脂肪燃焼

睡眠をとると成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンは幼少期の体の成長に大きく貢献しますが、成人になると毎日の生活で破壊された細胞を修復したり、代謝を促進させたり、新たな細胞を作る重要な役割を果たします。

成長ホルモンは脂肪を燃焼することで、これらの働きをするためのエネルギーを得ています。そのため良質な睡眠をとり、成長ホルモンが増えればその分脂肪燃焼も活発に行われるようになるので、痩せやすい身体を作ることができます。

• 過食防止

食欲を調整するホルモンは、食欲を高める役割を持つ「グレリン」と、食欲を抑える役割をもつ「レプチン」のふたつです。睡眠時間が短いと、グレリンの分泌量が増加し、レプチンの分泌量が減少するため食欲が増加するおそれがあります。

しかし、適切な睡眠をとることでホルモン分泌の変化による過食を防ぐことができます。また、早く寝ることで、夜食によるカロリーの摂りすぎの心配がなくなります。

• 美肌効果

美肌を保つためには、肌のターンオーバーを正常化させることが大切です。寝ている間に分泌される成長ホルモンは、肌のターンオーバーを活発化させる働きを持っています。

この成長ホルモンによって肌は新陳代謝を起こし、古い角質や汚れを落として新しい肌へと生まれ変わります。肌のターンオーバーには周期があり、約6週間かけて細胞が入れ替わります。

しかし、睡眠不足でターンオーバーのサイクルが遅くなると、肌が荒れてしまうため注意が必要です。

• ストレス解消

人間は睡眠をとることで一日の疲れを癒し、心身の回復を行っています。しかし睡眠時間が短かったり、質が悪いと成長ホルモンが正常に分泌されず、ストレスがたまりやすくなってしまいます。また、時間があるときにたくさん寝ればよいというわけではなく、毎日十分な睡眠時間を確保し、規則正しい生活リズムを作ることが大切です。

■良質な睡眠をとるポイント

・就寝前のスマホやパソコンの使用を控える。

睡眠の質に関係するメラトニンというホルモンは明るいと抑制され、暗くなると分泌が増えるとされています。スマホやパソコン等の画面のあかりは目覚めの色。就寝前は使用を避けて眠気を促すよう心がけましょう。

・寝る3時間前に夕食を済ませる。

就寝時に消化活動が終わっている状態が理想です。食事後すぐに寝てしまうと体は消化活動に集中してしまうので、内臓が休息する時間が短くなってしまいます。同じ睡眠時間であっても、眠りが浅くなったり、疲れが取れにくくなってしまいます。

・暖かい飲み物を飲む。

暖かい飲み物を飲むことで内臓から体温の上昇を促すことができます。体温が下がることで自然な眠気がおきるので、就寝前のルーティンとして取り入れるのがおすすめです。しかし、コーヒーや紅茶、緑茶、栄養ドリンクなどのカフェインを含む飲み物は質の良い睡眠の妨げとなります。就寝前3時間はさけるようにしましょう。

睡眠の質が悪いとダイエット効果が発揮されにくくなるほか、病気にかかるリスクもたかくなります。普段眠りが浅いという方は、これらの方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。

まとめ

普段から食事制限や運動を継続しているのに、なかなか思うように結果が出ないという方は、今一度ご自身の睡眠を見直してみましょう。

質の良い睡眠をとることができれば、今よりもさらに美しい身体になること間違いなしです！

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