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2022.06.01
ダイエット中の食事は普段の食事よりも制限があり栄養が偏ってしまうことが多いです。
そもそもバランスの良い食事とは何を意識したらいいのでしょうか。今回はそんな食事の基本中の基本をREVIVE(リバイブ)五反田店のスタッフが紹介します。
実はバランスの良い食事というのは基準が設けられています。
日本人の健康の保持、生活習慣病の予防または重症化予防のため、科学的根拠に基づいてエネルギー及び栄養素の摂取量を年齢や性別ごとに基準があり、これを「日本人の食事摂取基準」とよびます。
この基準を満たした食事が、よく言われている“バランスの良い食事”の目安になるということなんです。
基本的に、主食・主菜・副菜、がある食事が望ましく、三大栄養素と五大栄養素の摂取、その他の栄養もヒトの身体には必要です。
これだけを見ると、とてもたくさんのものを食べなくてはいけないような気になりますよね。しかし、複数の栄養素が含まれている食材もたくさんあり、簡単に手に入れられるものが多いので、最後にそんなおすすめの食材をご紹介します。
先ほど出てきた“三大栄養素”“五大栄養素”とは何かみなさんわかりますか?
<三大栄養素>
タンパク質、脂質、炭水化物
<五大栄養素>
三大栄養素+ビタミン、ミネラル
<それぞれの働き>
・タンパク質
酵素やホルモンとして代謝を調整、体をつくる材料
・脂質
細胞膜やホルモンの構成成分、体温の保持、内臓の保護
・炭水化物
脳や体を動かすエネルギー源
・ビタミン
三大栄養素の代謝を円滑にする
・ミネラル
臓器や細胞の活動をサポート、歯や骨のもとになる
どれも人間の身体に必要不可欠な栄養素ですね。
とくにミネラルの中でも、カリウム、カルシウム、鉄、亜鉛は日本人に不足しがちで、さらにミネラルとビタミンは体内で合成できないため、意識して食事に取り入れる必要があります。
<主食・主菜・副菜の基本>
主食:米、パン、麵類などの炭水化物
主菜:肉、魚、卵、大豆製品などのタンパク質が多い食材
副菜:野菜、キノコ類、海藻などビタミンやミネラルが豊富な食材
また、ここに汁物を追加することで、さらに栄養バランスの良い食事になります。
バランスの良い食事とはどういうものか分かったところで、いざ献立を考えようと思うと何を食べたらいいのか悩みますよね。
そこで、栄養が豊富だったり複数の栄養素が含まれている優秀な食材をご紹介します。
・タンパク質
鶏肉、牛もも肉、豚ロース、大豆など
・脂質
ナッツ、オリーブオイル、アボカド、魚介類など
・炭水化物
米、パン、麵などの穀類、イモなど
・ビタミン
レバー、ほうれん草、野菜、魚介類、豚肉、キノコ類、果物など
・ミネラル
海藻類、ナッツ、魚介類、野菜など
特に魚やナッツはビタミン、ミネラル、良質な脂質が含まれており、キノコ類はビタミンミネラルに加えて不足しがちな食物繊維も豊富です。これらの食品をいつもの食事にプラスすることでバランスの良い食事に近づきます。
食物繊維も不足しがちな栄養素のひとつで、便秘の予防や血糖値上昇を抑えたり血液中のコレステロール濃度を低くいてくれたりと様々な働きがあります。
穀類やイモ類、バナナ、キノコ類、海藻類などに多く含まれていますので五大栄養素と一緒に意識して摂取することがおすすめです。
バランスの良い食事は、栄養素の高い食材を上手に使うことで簡単に作ることができます。
ヒトの身体はたくさんの栄養素を必要としていますので、長く健康でいるためにも1日1食からでもいいのでバランスを考えた食事にしてみてくださいね。
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