皆さんは毎日朝ごはんを食べていますか？　「ダイエット中だから」「朝時間がない」「お腹が空いていない」など、様々な理由で朝ごはんを抜いてしまう人が多いです。

では、朝ごはんを食べるべきなのか、抜いてもいいのか……。そこで今回はパーソナルトレーニングジムREVIVE（リバイブ）五反田店のトレーナーが朝ごはんについて詳しく説明します。

■朝ごはんが大事だと言われる理由

「朝ごはんはしっかりたべましょう。」というのをよく聞くと思います。

朝ごはんは1日をはじめるための大事なスイッチの役割があるんです。

私たちの脳は、ブドウ糖をエネルギーとして使っています。朝起きたときに頭がボーっとするのは、そのブドウ糖が不足しているからです。脳は寝ている間にも活動をしているため、ブドウ糖が使われ朝はエネルギーが足りない状態ということです。

朝ごはんを食べることでエネルギーが補給されるので、しっかり目が覚め、朝から仕事や勉強に集中できるようになります。

その他にも、寝ていた時に下がった体温を高めることや、生活リズムを整える、集中力や記憶力の向上も期待でき、朝ごはんを食べることの重要性がわかりますね。

■朝ごはんを抜くと起こること

・生活リズムの乱れ

人間の身体には体内時計というものがあり、睡眠や体温、血圧やホルモン分泌などの変化を管理しています。体内時計は光と関係があり、太陽がのぼっている間は活動的に。しずんだら休むことを働きかけているんです。

朝ごはんを抜くと生活リズムが崩れ、体内時計とのズレが生じてしまいます。このズレは身体にとってとても大きなストレスとなり、身体と心のバランスが保てなくなると感情が不安定になってしまうこともあります。

・イライラ、身体のだるさ

起きたときは脳のエネルギーが足りないと先ほどお伝えしましたが、朝ごはんでエネルギー補給ができないと集中力がなくなってしまい、とてもイライラしてしまいます。

また、身体を動かすためにもブドウ糖が必要なので、朝ごはんを食べないとだるさや疲労を感じやすくなります。

・太りやすくなる

朝ごはんを食べずに空腹の状態でお昼ごはんを食べると空腹を感じやすくなり、食べすぎや間食の原因になることもあります。

また、空腹の状態でお昼ごはんを食べると血糖値が急上昇し、体脂肪の増加や肥満、その他にも高血圧や糖尿病などの生活習慣病のリスクが高まる恐れもあります。

・筋肉が減る

寝ている間は軽い絶食状態です。そのうえ朝ごはんを抜いてしまうと、身体の中のエネルギーを消費しますが、それでも足りないと筋肉を分解してそこからエネルギーを作りだすのです。

これが続くと筋肉量が減り、代謝の低下につながるため太りやすい身体になります。

3食のうち1食を抜くことでダイエットにつながりそうですが、真逆の結果が出てしまう可能背があるということです。

■ダイエット中におすすめの朝ごはん

朝ごはんの大切さが分かったところで、実際どんなにものを食べるのがおすすめなのでしょうか。

それは、身体や脳のエネルギーのもととなる炭水化物(糖質)とタンパク質です！

糖質は先ほどもお伝えした通り身体や脳のエネルギー補給のために必要です。タンパク質は朝ごはんで摂取すると、胃で分泌される食欲刺激ホルモンというものが減り、反対に腸で分泌される食欲抑制ホルモンが多くなるので、1日の食欲がおさえられます。

＜おすすめの食品例＞

バナナ

糖質が補給でき、吸収されやすい

ギリシャヨーグルト

通常のヨーグルトよりタンパク質が多い

卵

完全栄養食といわれ、ビタミン、ミネラルも豊富

プロテイン

タンパク質が豊富でカロリーも控えめ

オートミール

食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富で腸内環境も良くしてくれる

などです。これらの食品を組み合わせてみたり、自分が食べやすいものでしっかり栄養を摂取してみてください。

■有意義な1日にするため

朝ごはんを食べていなかった人はバナナやおにぎりなど手軽なものから始めていき、1日1日を大切に過ごすために朝ごはんを食べる習慣を身につけましょう。

REVIVE（リバイブ）五反田店

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REVIVEの女性トレーナーはボディコンテスト出場経験者や、元大手パーソナルジム経験者。
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