「睡眠時間はとれているのに疲れがある」、「なんとなく気分が落ち込む」そう感じている方いませんか？

毎日忙しく働いている現代人はストレスを感じる場面も多く、自律神経が乱れがちです。自律神経が乱れると心の不調の他に腸内環境の悪化など体の変化にも影響がでてきてしまい、腸内環境が悪いと痩せにくい体になってしまいます。健康的に、そして元気はつらつに過ごすため、自律神経を整える方法をパーソナルトレーニングジムREVIVE（リバイブ）西麻布店のトレーナーが紹介します。

■そもそも自律神経とは？

自律神経は体を活発にする「交感神経」と体をリラックスさせる「副交感神経」からなり、この二つの神経のバランスが崩れると心身に不調がでてきます。

私たちが普段体を動かすときは自分の意思で筋肉を動かしているのに対し、自律神経は食べ物を消化吸収する、心臓を動かす、暑いときに汗をかき体温調整するというように自分の意思とは関係なく働き続けています。

通常、朝目が覚めてから徐々に交感神経が優位になり、夜にかけて徐々に交感神経は下がり副交感神経が優位になっていきますが、交感神経がずっと優位だと寝つきが悪くなったり副交感神経がずっと優位だと意欲がわかない、疲労感を感じやすいといった症状がでやすくなります。

どちらか一方が優位になり続けるのではなく、両者のバランスが適切に保たれることが重要です。

■あなたは大丈夫？自律神経が乱れる習慣をチェック！

・起床時間や就寝時間、食事の時間がバラバラ

交感神経と副交感神経はそれぞれ時間帯によって高くなったり低くなったりします。

不規則な生活はこの二つの神経の切り替わりがスムーズにできなくなりバランスが崩れやすくなります。夜更かしをする人、食事の時間が決まっていない人は要注意です。

・タバコを吸う、アルコールをたくさんとってしまう

タバコを吸うとイライラが収まる、ストレスが解消されると感じる方がいますが、これはニコチンの作用によるもので実際は根本的なストレスの解消にはなりません。むしろ交感神経を過度に刺激してしまい自律神経のアンバランスを引き起こします。

アルコールも同様ですが、適量だと気分をリラックスさせ副交感神経を活発にさせるので、飲みすぎに注意して上手に付き合うようにしましょう。

・ストレスを感じる場面が多い

仕事の悩みや不安、強いプレッシャー、人間関係などのストレスは集団生活をする上で避けては通れません。もともと対人関係が苦手、人の目を気にしやすいといった方はストレスも感じやすいです。

また、現代社会はSNSの普及によって他人の生活を羨ましく感じるなど人と会っていなくても無意識のうちにストレスをため込んでいる場合もあります。

ストレスは自律神経の乱れを引き起こしますが、整え方を知って対処していきましょう。

■自律神経の整え方

自律神経は「正しい生活リズム」「適度な運動」「バランスのいい食生活」によって整えることができます。

・正しい生活リズム

毎日同じ起床時間、就寝時間にすることで交感神経と副交感神経のスイッチの切り替えがスムーズになります。

寝起きに一杯の水を飲んだり、朝日を浴びるのも効果的です。夜はリラックスして速やかに入眠できるよう、寝る前のスマホやテレビは避けましょう。

・適度な運動

体を動かすことはストレス解消に繋がります。軽めの運動でもいいのでまずはウォーキングや家トレなどできるところから始めてみましょう。運動後や寝る前のストレッチは副交感神経を優位にしてくれます。

・バランスのいい食生活

自律神経の原料となる栄養素は動物性タンパク質です。肉や魚、卵など良質なタンパク質を取り入れましょう。

朝食を抜いてしまうのは栄養不足になるので絶対に避けたいところです。腸内環境は善玉菌を多く含む乳製品や発酵食品をとることで改善することができるので、ヨーグルトや、納豆、キムチ、漬物、チーズなどを積極的にとっていきましょう。

■まとめ

自律神経は簡単に乱れやすいですが、大事なのはもとに戻すリカバリーです。最近不調を感じる方はできることを日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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